相続登記は誰に頼む?司法書士・弁護士・行政書士の違い(2025)

「相続登記って誰に頼むべき?」「司法書士と弁護士、どちらに依頼すればいいの?」
そんな疑問をお持ちの方へ、相続登記の専門家である司法書士がわかりやすく解説します。
目次
相続登記は誰に頼む?司法書士・弁護士・行政書士の違い(2025)

不動産の名義変更(登記)は、司法書士の専門業務です。
相続手続き全般には様々な専門家が関わりますが、「相続登記」は司法書士に依頼するのが最もスムーズで確実です。
相続に関する士業として、ほかにも弁護士、行政書士、税理士がいますが、相続登記を専門に行っているは司法書士だけです。
弁護士は法律事務全般を行いますが、登記業務をする弁護士はあまりいません。
行政書士は遺産分割協議書などの作成はできますが、登記業務を行うことはできませんので、相続登記は別途司法書士に依頼する必要があります。司法書士であれば、遺産分割協議書の作成から相続登記の申請まで丸ごと行うことができます。
税理士は相続税の申告を行うことができますが、相続登記は行うことはできません。
各専門家に頼める業務の違い
専門家 | 主な業務内容 | 相続登記は依頼できる? |
司法書士 | 登記の申請、戸籍収集、遺産分割協議書作成など | ◎ 対応可能(専門分野) |
弁護士 | 相続争いの代理交渉、訴訟対応、遺言の争いなど | △ あまり、登記業務はしない |
行政書士 | 書類作成(遺産分割協議書など) | × 登記申請はできない |
税理士 | 相続税の申告 | × 登記申請はできない |
なぜ相続登記は司法書士なのか?3つの理由
1 不動産登記の専門家は、司法書士のみ
不動産登記の専門家は、司法書士だけです。
2 戸籍収集からまるごとサポート
司法書士は、戸籍の収集や相続関係説明図の作成、登記書類一式をまるごと代理できます。
3 費用も明確で、トラブルになりにくい
相続登記だけなら、弁護士よりも司法書士の方が報酬も明確でリーズナブルな場合がほとんどです。
相続登記を司法書士に頼むときのポイント

相続登記を司法書士に頼むときのポイントは次の通り。
- 地元の司法書士を選ぶと、打合せや書類提出がスムーズ
- 報酬額は事前に見積を取り、比較検討するのが安心
- 司法書士でも遺産分割のアドバイスは可能(ただし争いがある場合は弁護士へ)
相続登記に強い司法書士を選ぶには?

司法書士にも色々な分野に専門が分かれているので、相続登記は相続登記の実績が豊富な司法書士を選ぶのがいいでしょう。
ホームページやブログで情報発信している司法書士なら、どのようなことを得意としているのかが事前にわかりますし、実際の相談事例や手続きの流れを確認できるため、依頼前の不安を減らすことができます。
特に相続登記は、戸籍の読み取りや不動産の調査、相続関係者との調整など幅広い知識と経験が求められます。
実績のある司法書士なら、スムーズかつ正確に手続きを進めてくれるでしょう。
また初回相談無料の司法書士なら、初回相談で丁寧な対応をしてくれるか見極めることができるので、初回相談が無料のところを探してみましょう。
大阪の方なら当事務所でも承ります。
初回相談無料ですので、「何をどう始めていいかわからない」という方も、まずはお気軽にご相談ください。
ご相談は電話(06-6356-7288)か、メールフォームから。
まとめ:迷ったらまずは司法書士に相談を
相続登記は「専門家に頼まないとできない」わけではありませんが、ご自身で手続きするのは非常に煩雑で、間違えると後から修正が大変です。
司法書士に依頼すれば、戸籍の収集から不動産登記までワンストップで任せられ、安心して相続手続きを進めることができます。