抵当権抹消しないとどうなる?放置する5つの重大デメリットを司法書士が解説

抵当権抹消の相談者

「住宅ローンを完済しました。銀行から書類が送られてきて、抵当権抹消手続きが必要とのことです。抵当権抹消ってしないとどうなるのですか?」




大阪の司法書士の田渕です。こういった疑問にお答えします。

結論から言うと、抵当権を抹消せずに放置すると、将来かなり面倒なことになります。

この記事では、抵当権抹消しないとどうなるのか、今からでも抹消すべき理由などを、司法書士が分かりやすく解説します。


抵当権抹消しないとどうなる?放置する5つの重大デメリットを司法書士が解説

抵当権抹消しないとどうなる?放置する5つの重大デメリットを司法書士が解説

抵当権とは、住宅ローンなどの借入れの際に、金融機関が不動産を担保に取る権利です。

ローンを完済すれば、抵当権は実体的には役割を終えます。

しかしローンを完済しただけでは、登記簿上の抵当権は自動的に消えません。

不動産を所有している人が抵当権抹消登記をする必要があります。


抵当権抹消しないとどうなる?3つのデメリット

抵当権抹消しないとどうなる?3つのデメリット

抵当権抹消しないと次のようなデメリットがあります。

そのままでは不動産を売却できない

・銀行の書類を紛失すると大変

・将来、家族に迷惑をかける


抵当権抹消しないデメリット① そのままでは不動産を売却できない

不動産を処分する場合、その前提として抵当権抹消が必要になります。


抵当権抹消しないデメリット② 銀行の書類を紛失すると大変

抵当権抹消しないデメリット② 銀行の書類を紛失すると大変

住宅ローンを完済すると、次のような書類が銀行から送られてきます。

・登記識別情報(または権利証)

・解除証書

・抹消登記用の委任状


時間が経つほど、「どこにしまったかわからない」「そもそももらった記憶がない」という状態になりがちです。

書類を失くしてしまうと、再発行手続き等が必要になってしまいます。


抵当権抹消しないデメリット③将来、家族に迷惑をかける

相続が発生すると、遺された家族は相続手続きを進める必要が出てきます。ここで抵当権が残っていると、抵当権抹消手続きも同時に進めないといけません。

ご本人が元気なうちは問題なくても、将来、相続人が手続きをする立場になると、「なぜ抵当権が残っているのか分からない」「銀行が合併などで変わっており、どの銀行のローンだったか分からない」という状態になります。

「もっと早くやっておいてほしかった」と家族から言われる原因になりがちです。


抵当権抹消は早めにやるほど簡単

抵当権抹消は早めにやるほど簡単

抵当権抹消をしていない方の多くは、

・何もしなくても問題ないと思っていた

・銀行がやってくれると思っていた

・手続きが難しそう・面倒そう

と感じています。

しかし実際には、早めにやるほど簡単・安く・スムーズです。

・関連記事 抵当権抹消手続きとは 必要書類などをわかりやすく解説


抵当権抹消はいつやるべき?

抵当権抹消はいつやるべきか。結論はシンプルです。

👉 ローン完済後、できるだけ早く

何年も放置すると、書類紛失や金融機関の合併等、相続発生と、リスクが雪だるま式に増えていきます。


司法書士に依頼するメリット

司法書士に依頼するメリット

抵当権抹消はご自身でも可能ですが、以下のような壁があります。

・書類の不備でやり直し

・平日に法務局へ行く必要

・相続や住所変更が絡むと難易度アップ


司法書士に依頼すれば、次のようなメリットがあります。

・書類チェック・作成をすべて任せられる

・法務局への提出も不要

・相続登記や住所変更登記も同時に相談できる


大阪の方なら当事務所でも承っております。

初回相談無料ですので、お気軽にお問い合わせください。

ご相談はこちら。

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まとめ

以上、抵当権抹消しないとどうなるかについて解説しました。

まとめると次の通り。

・抵当権はローン完済だけでは自動では消えず、不動産の所有者が申請する必要がある

・放置すると書類紛失や手続きの複雑化で、時間と費用が余計にかかる

・将来のトラブルを防ぐため、完済後は早めに抵当権抹消をしておくことが重要


今回は以上です。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

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