抵当権とは?司法書士がわかりやすく解説|仕組み・根抵当権との違い

抵当権抹消の相談者

「抵当権とは何ですか?」「住宅ローンを組むと抵当権がつくと聞きましたが、どういう意味でしょうか?」

 
 
 
 
 
 

大阪の司法書士の田渕です。

抵当権とは何かを初めての方にもわかりやすく解説します。

この記事では、抵当権の基本から、根抵当権との違い、設定・抹消手続きまで詳しく説明します。

抵当権とは?司法書士がわかりやすく解説|仕組み・根抵当権との違い

抵当権とは?

抵当権とは、借金の担保として不動産に設定される権利のことです。

たとえば、住宅ローンを利用して自宅を購入する場合、金融機関はその土地や建物に抵当権を設定します。

もしローンの返済ができなくなった場合、金融機関はその不動産を競売にかけて、貸したお金を回収することができます。

抵当権の特徴

抵当権の特徴
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抵当権には次のような特徴があります。

抵当権の特徴① 所有者はそのまま住み続けられる

抵当権がついていても、通常どおり住むことができます。

所有権はあくまで持ち主にあります。

抵当権の特徴② 登記される

抵当権は、法務局で登記されます。

登記事項証明書(登記簿謄本)を見ると、

・債権額

・債権者

・設定日

などが記載されています。

抵当権の特徴③ 優先弁済権がある

抵当権者は、他の債権者よりも優先して弁済を受けられます。

根抵当権との違い

根抵当権との違い

よく似た制度に「根抵当権」があります。

根抵当権とは、一定の限度額の範囲内で、繰り返し発生する債務を担保する権利です。主に事業資金の借入れで利用されます。

通常の抵当権は

→ 特定の借金(例:住宅ローン3,000万円)を担保

 

根抵当権は

→ 将来発生する借金をまとめて担保(例:限度額5,000万円まで)

という違いがあります。

 

抵当権はいつ消える?

抵当権はいつ消える?

抵当権は、借金を完済すると消滅します。

ただし、抵当権の登記は自動的には消滅しません。

抵当権の登記を消すためには抵当権抹消手続きをする必要があります。

住宅ローンを完済すると、銀行から

・抵当権解除証書

・登記識別情報

・委任状

などの書類が渡されます。

これを使って、法務局で「抵当権抹消登記」を申請する必要があります。

詳しくはこちらをご覧ください。

・関連記事 抵当権抹消手続きとは 必要書類などをわかりやすく解説


抵当権を抹消しないとどうなる?

完済していても、登記上は抵当権が残り続けます。

その結果、

・不動産を売却できない

・新たに融資を受けにくい

・相続時に手続きが複雑になる

といった問題が発生します。

特に相続の場合、昔の抵当権が放置されていると、抹消手続きが困難になるケースもあります。

くわしくはこちら。

・関連記事 抵当権抹消しないとどうなる?放置する5つの重大デメリットを司法書士が解説

抵当権のご相談は専門家へ

抵当権のご相談は専門家へ

・住宅ローン完済後の抹消手続き

・相続と抵当権の関係

・古い抵当権が残っているケース

このようなお悩みがあれば、当事務所にご相談ください。

早めに対応することで、将来のトラブルを防ぐことができます。

初回相談無料ですので、お気軽にお問い合わせください。

ご相談はこちら。

・電話 06-6356-7288

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まとめ

以上、抵当権について解説しました。

まとめると、次の通り。

・抵当権は借金の担保として不動産に設定される権利

・抵当権は返済不能時に競売できる権利

・完済後は抹消登記が必要

今回は以上です。

ここまでお読みいただきありがとうございます。

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