【2024年版】本籍地の調べ方を司法書士がわかりやすく解説
「先日、父が亡くなりました。相続手続きに父の戸籍謄本が必要ですが本籍地がわかりません」
大阪の司法書士・行政書士の田渕です。こういった疑問にお答えします。
戸籍謄本を取得する場合、申請書に本籍地を記載して役所に提出します。
本籍地は住所と同じこともありますが、住所と関係ない場所になっていることもあります。
・関連記事 本籍とは?司法書士がわかりやすく解説 住所との違い【戸籍】
なので本籍地がわからない場合、調べる必要があります。
この記事では本籍地の調べ方をわかりやすく解説します。
目次
【2024年版】本籍地の調べ方を司法書士がわかりやすく解説
本籍地の調べ方は主に次の3つです。
・他の親族に聞く
・本籍地入りの住民票を取得する
・運転免許証のICチップで確認する
本籍地の調べ方1 他の親族に聞く
他の親族で本籍地を知ってそうな人がいれば、その人に聞くのが一番手っ取り早いでしょう。
なお、結婚すると夫婦につき新しい戸籍が作られますが、結婚していないと親の戸籍に入ったままなのが一般的なので、その場合は親と本籍地は同一のままです。
本籍地の調べ方2 本籍地入りの住民票を取得する
住民票(の写し)は、本籍地入りのものを取得することができるので、それで本籍地を知ることができます。
役所の窓口にある請求書に本籍地等の表示についてのチェック欄があるかと思いますので、✔︎して提出すれば本籍地入りの住民票を取得できます。
またマイナンバーカードをお持ちの場合、一部の市町村ではコンビニで住民票を取得することもできます。
・外部リンク 証明書の取得方法
本籍地の調べ方3 運転免許証のICチップで確認する
運転免許証の中にあるICチップには本籍地の情報が記録されています。
警察署や免許センターに設置してあるICチップを読み取る機械で本籍地を確認できます。
ただし、確認するためには免許証を取得・更新したときに設定した4桁の暗証番号が必要になります。
3回暗証番号を間違えるとロックされるので注意が必要です。
また免許証のICチップを読み取るアプリもあり、それで本籍地を確認することもできるようですが、こちらも暗証番号が必要になります。
まとめ
以上、本籍地の調べ方について解説しました。
他の親族で本籍地を知っている人がいれば、それが一番手っ取り早いですが、他の親族も知らない場合、本籍地入りの住民票を取得するのが確実でしょう。
当事務所は大阪の司法書士・行政書士事務所です。
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というわけで今回は以上です。
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